こんにちは。
「106万の壁」「130万円の壁」は社会保険の壁ですが、扶養内パートをしてる人にとっては気になりますよね?

私のことです!
最近は「106万円の壁がなくなる」というニュースを耳にするようになりましたが、私も社会保険の扶養内で働いているのでちょっと気になるニュースです。

今後は、106万円の壁について
見直します
私の事をお話すると、現在扶養内で年収130万円以内に抑えて働いています。
働いているのは小さな会社で、社会保険には入れないと言われています。
今回は、そんな自分の働き方をふりかえりながら、「106万円」「130万円」の社会保険の壁について調べてみたことをまとめてみました。
🔸106万円の壁とは?
これは、一定の条件を満たすと社会保険(厚生年金・健康保険)への加入が義務になるラインのことです。
条件は以下のとおり⤵️
つまり、パート・アルバイトでもこれらをすべて満たすと、会社の社会保険に自動的に加入する必要があります。
◎2024年の変更点(重要!)
- 2024年10月から、対象企業の規模が「101人以上→51人以上」に引き下げられました。
- これにより、中小企業で働く人にも適用されるケースが増えます。
◎今後の変更点(重要!)
さらに2026年10月には、106万円という賃金要件が撤廃される見通しです。
(今後も、2027年10月には従業員人数などの撤廃なども行われる見通しも)
◎社会保険に入るとどうなる?
手取りは減るけど、そのぶん保障が手厚くなります。
🔹メリット:
- 厚生年金に加入 → 将来もらえる年金が増える(※保険料は会社と本人の折半)
- 健康保険 → 傷病手当金や出産手当金がもらえる可能性も(※こちらも保険料は折半)
🔹デメリット:
- 社会保険料の自己負担が発生 → 月に1万円前後手取りが減ることも
- 企業にとっても社会保険料は負担なので、20時間以上の勤務時間やシフト調整が難しくなることも予想されます

※もし、社会保険に加入したら負担はどのくらいなのか、調べてみましたので別の記事でご紹介します。良かったら見てみてくださいね⤵️
🔸130万円の壁とは?
こちらは、扶養内で働く人が夫の「健康保険の扶養」から外れる基準です。
- 年収130万円を超えると、「社会保険の扶養」から外れて、自分で国民健康保険+国民年金に加入しなければなりません😩
私のように、会社が小さくて社会保険に入れない人にとっては、ここが一番大きな壁になります。
◎130万円を超えるとどうなる?
国民健康保険や国民年金を自分で払う必要がある
- 国民年金 → 月額17,510円(2025年)
- 国民健康保険料 → 月額1万円とすると(住んでいる地域や世帯によって異なります)
🖊️年金・保険あわせて月々2万7,000円ほど。年にすると約33万円。
🔸じゃあ私はどうする?
本音を言えば、厚生年金に入って将来の年金を増やしたい気持ちもあります。
でも、今の会社では社会保険に入れないし、体調面や家庭の事情もあって転職やフルタイムは難しいのが現実です。
「106万円の壁がなくなる」ことで、将来的にはもっと多くの人が社会保険に入るようになるかもしれませんが、今のところ私にとっては「130万円の壁」が一番気になるラインです。
※今後「130万円の壁」も見直しがくるかもしれませんので、しっかり情報をチェックしていきたいと思います。
🔸まとめ:自分に合った働き方を選ぶために
「106万円」も「130万円」も、社会保険に関係する重要な壁です。
- 「106万円の壁」は、条件を満たすと会社の社会保険に入るライン
- 「130万円の壁」は、扶養を外れて自分で保険料を払うライン
今後は対象企業の要件である従業員数の見直しが進むことが見込まれます。小さい企業も社会保険料を負担しなくてはならなくなると、働く人の勤務時間を20時間以内に抑えるような調整や経営が厳しくなるところもあるかもしれないとも思います。
まずは、自分の体調や家族の状況に合った働き方を考えることが大切だと感じました。
これからも制度が変わっていくと思いますが、自分にとって無理のない選択をしていきたいと思っています🍀
🔍️参考にした情報:厚生労働省 年収の壁
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